
こんにちは、ライター見習いのきゅんです。
動画配信サービスで観た海外ドラマの中でも、めっちゃハマった一本が「ブレイキングバッド」なんよ。最初はどんな内容なのか全然わからなくて、とりあえず紹介ページを見たんやけど…そこに映ってたのはスキンヘッドでヒゲ面、メガネかけたおじさんが黄色い服でドンって座ってる写真。正直、「え、なにこれ?怖そう…やめとこかな(汗)」って思ったんよ。でも他に観たいのもなかったし、「とりあえず1話の冒頭だけ観てみよ!」って再生してみたんや。
そしたら…いきなりズボンがひらひら~って空から落ちてくる(笑)
そのあと出てきたのが、防毒マスクにブリーフ姿のおじさんがトレーラー運転してるシーン。しかも横にはマスクした若者(気絶中)が座ってるし、そのまま車はコースアウト!もうツッコミどころ満載すぎて笑った😂
「こんなドラマある!?」って感じで、インパクトは間違いなくトップレベルやと思う。もしここまで観てしまったら、多分もう沼にハマるよ(笑)
作品の概要
項目 | 内容 |
---|---|
制作年 | 2008年~2013年 |
制作国 | アメリカ合衆国 |
制作総指揮・監督 | ヴィンス・ギリガン |
話数 | 全5シーズン・62話 |
主演 | ブライアン・クランストン(ウォルター・ホワイト役) |
主なキャスト | アーロン・ポール(ジェシー・ピンクマン役)、アンナ・ガン(スカイラー・ホワイト役)、ディーン・ノリス(ハンク役)ほか |
『ブレイキングバッド』は2008年から2013年までアメリカで放送されたドラマシリーズで、全5シーズン62話で完結している。製作総指揮はヴィンス・ギリガン。アメリカでは「観るべきドラマ」として数々の賞を総なめにし、世界的に高い評価を受けた作品なんよ。
ジャンルとしては犯罪ドラマやサスペンスに分類されるけど、家族ドラマや人間ドラマとしての側面も強い。視聴者を惹きつけるのは、派手なアクションよりも「普通の人間がどのように悪へと転落していくか」という心理描写。動画配信サービスで配信されていることもあって、日本でも一気見する人が続出したんや。
「ブレイキングバッド」の意味
ちなみに「ブレイキングバッド」の意味は「道を踏み外す」なんやって。単純に悪いことをする、ってだけじゃなくて、元は真面目やった人間が思いがけない理由でルールから外れていく、その“堕ちていく過程”を表している言葉でもあるんよ。
主人公のウォルターは真面目な高校の化学教師なんやけど、家族の事情や病気の宣告をきっかけに、どんどんと人生を踏み外していくんよね。最初はほんの小さな一歩でも、それが積み重なっていくと取り返しがつかなくなる。しかも冒頭からトレーラーが道を外れるシーンがあるんやけど、それもタイトルの意味とリンクしてるんかなって思ったり。まるで“これからの彼の人生そのもの”を暗示してるようで、観てる側も「この先どうなるんやろ?」って引き込まれてしまうんよ。さらにアメリカのスラングで「ブレイキングバッド」は“不良になる”“常識を破る”ってニュアンスもあるらしく、そう考えるとタイトルだけでも深い意味が込められてるんやなぁって感じるよ。
あらすじざっくり紹介
舞台はアメリカ・ニューメキシコ州アルバカーキ。
乾いた砂漠と強い日差しの街で、どこか荒涼とした雰囲気が作品全体のトーンを作っているんよね。観ているだけで「ここで生きていくのって大変そう…」って感じるくらい。主人公ウォルターは科学の先生で、学校では真面目で生徒からも尊敬されている普通の教師やけど、家では別の顔を持ってる。奥さんは妊娠中で出費も多く、さらに長男は足が不自由で杖が必要。経済的な負担が大きすぎて、生活はギリギリ。だからこそ彼は洗車場でアルバイトをして必死に家計を支えようとするんやけど、それでもお金は全然足りへん。家族の将来を思えば思うほど、焦りと不安が積み重なっていく。
そんな中で「肺がん」になって余命2年って宣告されてしまう。彼の中で「もう自分の未来はない」と悟ると同時に、「残される家族のために何ができるか」という強い思いが生まれる。その結果、元々の化学の才能を生かして“アブナイ商売”に手を出すことになるんよね。研究者としての実績もあったから、その知識で誰も真似できない純度の高いモノを作ってしまう。正直、その時点でウォルターはもう“普通の教師”には戻れなくなってる。
そこに登場するのが元教え子のジェシー。最初は頼りなくてトラブルメーカーで、観てるこっちもイライラさせられる存在なんやけど(笑)、だんだんと彼もウォルターとの関係の中で成長していく。まるで「もう一人の息子」のように感じる瞬間もあるし、逆にウォルターを危険に引き込んでいく悪友のようにも見える。二人の複雑な絆はこの作品の大きな見どころやね。さらに義理の弟ハンクはDEA(麻薬取締局)の捜査官。家族の一員でありながら職務では麻薬組織を追い詰めていく立場。少しずつウォルターの秘密に迫っていくサマが、視聴者に緊張感を与えて「バレるんじゃないか」というハラハラを常に抱かせてくれるんよ。ウォルターの家庭と裏の顔が交錯していく展開は、観ていて心臓がドキドキするレベル。
主要キャストを深掘り!
ブライアン・クランストン(ウォルター・ホワイト役)
この人なくして「ブレイキングバッド」は語れない!実はもともとコメディ畑出身で、ホームコメディ『マルコム in the Middle』ではドジなお父さん役をやってたんよ。それが「悪に染まる化学教師」へ大変身。ギャップがすごすぎる。
そしてウォルター役で エミー賞主演男優賞を4度受賞。さらに映画『トランボ』ではアカデミー賞主演男優賞にノミネート。もう世界が認める名優やね。
代表的な出演作品:
- 映画『GODZILLA ゴジラ』(2014)
- 映画『ドライヴ』(2011)
- 映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(2015)
- ドラマ『ユア・オナー』主演(2020)
- ドラマ『マルコム in the Middle』
シリアスからコメディまで幅広く活躍してるんよ。
私が観てて一番すごいと思ったのは、“普通のおじさんが悪に落ちていく”変化をリアルに演じきってるところ。観てるうちに「もしかしてこんな人、近所にいそう…」って錯覚するくらい。
アーロン・ポール(ジェシー・ピンクマン役)
元教え子ジェシーを演じたのがアーロン・ポール。最初はどうしようもない若者で、観ててイライラさせられることも多いけど(笑)、物語が進むにつれて成長していく姿は胸アツ!
この役でブレイクして、 エミー賞助演男優賞を3度受賞。ジェシーがいなかったらウォルターの“悪の化学反応”は起きなかったはず。ウォルターとジェシーのコンビは名コンビやね。
代表的な出演作品:
- 『ニード・フォー・スピード』(2014)主演
- 『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』(2019)主演
- ドラマ『BoJack Horseman』(声の出演)
- ドラマ『Westworld/ウエストワールド』シーズン3
若さと危うさのある演技が魅力やと思う。
アンナ・ガン(スカイラー・ホワイト役)
ウォルターの妻スカイラーを演じたのがアンナ・ガン。家庭を守ろうとする強い女性でありながら、夫の秘密に気づいて葛藤する姿がリアルすぎる…。観てると「スカイラー、どうするん!?」ってハラハラする瞬間が何度もある。
アンナ・ガンもこの役で エミー賞助演女優賞を2度受賞。
タバコを吸うシーンが多いんやけど、それもウォルターへの“無言の抵抗”みたいで印象的やった。作品全体が男臭い中で、女性キャラの存在感をしっかり見せてくれてるんよね。
代表的な出演作品:
- ドラマ『The Practice/ザ・プラクティス』
- ドラマ『Deadwood/デッドウッド ~銃とSEXとワイルドタウン~』
- 映画『Little Red Wagon』(2012)
- ドラマ『Shades of Blue』(2016)
ディーン・ノリス(ハンク役)
DEA捜査官でありウォルターの義理の弟ハンクを演じたのがディーン・ノリス。豪快でユーモラスな一面と、鋭い捜査官としての顔を併せ持つキャラクターで、物語に緊張感を与えてくれる存在やね。
代表的な出演作品:
- ドラマ『アンダー・ザ・ドーム』(2013〜2015)
- ドラマ『クローザー』
- 映画『トータル・リコール』(1990)
- 映画『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)
ハンクが少しずつウォルターに迫っていく過程は、観ている側にドキドキを与える大事な要素。
視聴者の口コミ
ネット上では「ブレイキングバッド」に関する口コミもたくさん見つかるんよ。
- 「最初は地味に始まるけど、シーズンが進むごとに加速度的に面白くなる!」(30代男性・会社員)
- 「ウォルターの変貌が怖いくらいリアルで、自分まで感情移入してしまった」(40代女性・主婦)
- 「ジェシーが成長していく姿に泣いた。最後まで観て本当に良かった」(20代女性・大学生)
- 「普段ドラマにハマらない自分でも、これは一気見してしまった」(50代男性・公務員)
- 「シーズン5のラストは心臓がバクバクして眠れなかった」(30代女性・看護師)
- 「悪に落ちていく話なのに、どこか人間臭くて共感してしまう部分があるのが不思議」(20代男性・学生)
- 「脇役たちもみんなキャラが濃くて、それぞれのドラマが面白い」(40代男性・ITエンジニア)
- 「音楽の使い方が秀逸!シーンとリンクしてて鳥肌立った」(30代女性・フリーランス)
こういう声が多くて、世界的に評価される理由がよくわかるなぁって思う。特に「寝不足注意ドラマ」という言葉は日本のSNSでも頻繁に見られて、夜更かししてまで一気見する人が続出してる。口コミを読んでいるだけでも、この作品がいかに多くの人に衝撃を与えたのかが伝わってくるんよ。
感想とまとめ
「ブレイキングバッド」は、お金と家族、どっちも欲しいのに結局どっちも失っていく…そんな人間の欲望と破滅を描いた作品やと思う。観てて「お金があれば幸せになれるの?」って自分に問いかけたくなるし、めっちゃ考えさせられる。しかも単純に犯罪ドラマってわけじゃなくて、そこに人間の弱さとか葛藤が濃厚に描かれてるのが魅力やね。最初は家族を思って始めたはずの行動が、少しずつ欲望や権力にすり替わっていく。そこに気づいたとき、「自分やったらどうするんやろ」って考えてしまう。実際にウォルターの選択肢は極端やけど、現実でもちょっとしたきっかけで人は変わってしまうんやなぁって思わせられる。
でも暗いだけじゃなくて、次々起こるハプニングや予想外の展開にハマって、気づいたら止まらなくなる。時には「笑っていいの?」って思うようなブラックユーモアもあるし、キャラクター同士のぶつかり合いもスリリング。私もサブスクで一気見してしまった(笑)寝不足必至やで。シーズンは1〜5まで。各シーズンごとに山場があって、回を追うごとにスケールが大きくなっていくから、観終わったあとに「自分も長い旅をしたな」って感覚になる。レンタルで借りるより動画配信サービスで観る方が断然楽やし、スマホでも観れるから夜更かし注意やで!
ほんと、ちょっとでも気になった人はぜひ観てみてほしい!✨
そのインパクトと深さは、一度ハマったら忘れられへんと思うよ。